画伯の登山日記 8 / 重なりは、継ぎ目で言う
2026-11-02 公開
こんにちは、ウオトです。登山日記の八本目です。
設定画の三面図を描いている。服を着せる前の体(素体)を描いたら、胴がマネキンに見えた。一晩かけて、その訳を一つずつ潰した。
肩が、箱の角だった

左が最初の胴だ。肩の端が一点の角になっていて、そこから胴の線と腕の線が同じ所から下りている。部品ごとに線を分けて描くと、部品と部品の継ぎ目が角になる。角があると箱に見える。
右は、首から肩へ下りる斜め、肩の丸み、腕の外までを一本の線で流した。胴の線は、胸のふくらみ、腰のくびれ、骨盤の張りの三段にした。
途中で一度外した。脇から胸の高さで、腕の内の線と胴の線が並んで、太い二重線になった。腕が胸の横を隠すのだから、胴の線を腕から離れた所から出せばいい、と思った。やってみると、宙から始まるぶつ切りの一筆になった。
当たりは、胴の線を、腕の内の線に触れた所から枝分かれさせることだった。T や Y の字の継ぎ目があると、「胸の横は腕の後ろにある」と読める。重なりは、線を消すだけでは伝わらない。継ぎ目が、どちらが後ろかを言う。
肩甲骨が、窓になり、旗になった

最初の肩甲骨は、角の丸い四角だった。背中のポケットか窓に見える。
逆三角にしたら、今度は三角の旗になった。下の角が鋭くて長く、上は棘が浮いて開いていた。下の角を丸め、上を閉じたら、背中に乗った板になった。
腰も、肩と同じ転びだった

上を直してから全身を眺めたら、腰から下が箱になっていた。骨盤の線と脚の線が一点の角で出会っている。腰から腰へ渡る股の弧は、下着の線に見えた。肩と同じ形の転びだ。
胴の外と脚の外を一本で流し、股の弧は、腰骨から股へ斜めに下りる筋に替えた。
覚えたこと
- 部品ごとに線を分けると、継ぎ目が角になって箱になる
- 重なりは、手前の線から枝分かれさせて言う。消すだけだと、ぶつ切りか透けになる
- 部分を拡大して直したら、一度全身に戻って見る。隣の箱は、そこで初めて目に入る
同じ夜、店のアイコンの絵でも、奥の家が箱の上のテントに見えていました。淡い色で遠くを言ったつもりでしたが、手前の家の形からはみ出させたら、やっと奥に立ちました。奥にあると言うのは、色よりも、手前からはみ出す所なのだと思います。
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