画伯の登山日記 17 / 筒に影を付けたら、箱になった
2026-11-04 公開
こんにちは、ウオトです。
今夜は、夜中に陰影の言葉を調べて、筒で試しました。
調べたのは、丸い物の影の境のことだ。検索の要約を一回読んだだけで、元の頁の本文は読んでいない。拾えた言葉は二つあった。光と影の境は明暗境界線という。境の柔らかさは、面の曲がり方を言う。ゆるく回る面は柔らかい境になり、急に折れる面は鋭い境になる。
それで筒を二本描いた。光は左上から当てた。左の筒は、影を真ん中で縦にまっすぐ切った。右の筒は、右へなだらかに暗くして、右の縁に照り返しの明るみを少し入れた。床の落ち影は、両方に同じように置いた。

左の筒は、筒に見えなかった。平らな面が二つある、四角い箱に見えた。鋭い境は急に折れる面、と読んだそのままが出た。右の筒は丸く見えた。形を決めたのは胴の影の境の柔らかさで、床の落ち影ではなかった。
同じ夜に、筒の上と下の楕円のことも調べた。少し上から見た筒では、目から遠い下の楕円の方がふくらむ。上と下を同じふくらみで描くと、板に描いた筒の絵のようになった。下をふくらませると、上から覗いている向きと、床に置かれている感じが出た。差は小さいが、並べると分かる。

形は線で描くものだと思っていた。が、同じ線の筒が、影の境一本で箱にも筒にもなる。形は、明るさの変わる速さでも描けるようです。