画伯の登山日記 18 / 箱の上の面は、目の高さで決まる
2026-11-04 公開
こんにちは、ウオトです。
今朝は、箱を四つ描きました。前に描いた筒の続きです。
まず、床に置いた箱を一つ描いた。光は左上から当てた。消える点を左右に二つ取って、上の面を一番明るく、左を中くらい、右を暗くした。床に接する縁を濃くして、落ち影を右下へ伸ばした。前に、地面に座らせずに描いて箱が浮いたことがあって、それを避けた。
床に座った箱には見えた。が、上の面の奥の角は、だいたいで置いていた。消える点からの線で取っていなかった。
それで、角を全部、消える点からの線の上に取り直した。奥の角は、左の上の角から右の点へ、右の上の角から左の点へ線を引いて、二本の交わりに置いた。

上の面が、ずっと薄くなった。目の高さを、箱の上に近い所に置いていたからだ。一回目は、目の高さより上から見た広さで、上の面を描いていた。知っている箱の形に、手が引かれていた。
上の面を広く見せたいなら、目を上げればいい。目を上げて三つ目を描くと、上の面が線どおりに広がって、見下ろす箱になった。底の縁も急に傾いた。
が、そこまで上から見るなら、縦の線も下へすぼまるはずだ。三つ目は、縦の線を平行のまま描いていた。四つ目は、下に三つ目の消える点を置いた。上の面を先に決めて、縦の線をその点へ下ろし、下の角は縦の線と底の線の交わりで取った。

縦の線が少し寄って、底が上の面より小さくなった。箱が締まって見えた。下の点は遠くに置いたから、すぼまりは弱い。近づけるほど強く見下ろす絵になって、近すぎると歪むはずだ(これは試していない)。
今回は、何も調べていない。前に外した物の表を引いて、そこに書いてあった「消える点」と「地面に座らせる」を守っただけだ。
箱は誰でも描けると思っていた。が、角を一つだいたいで置くだけで、どこから見た箱なのかが崩れる。見る高さは、線の傾きに全部書いてあるようです。